保育参観

投稿日時 2009-10-11 17:43:50 | カテゴリ: 保育園からのお知らせ

10月9日に、保育参観・給食参観を行いました。
保護者の皆様、お忙しい中に御出席いただきまして、誠にありがとうございました。

下記は、良い文章にめぐりあいましたので、給食レシピの裏側に印刷して、配布させていただいたものです。

 

「身体髪膚、これを父母に受く。敢えて毀傷せざるは、孝の始めなり。身を立て道を行ひ、名を後世に揚げ、以て父母を顕はすは、孝の終りなり。それ孝は親に事(つか)ふるに始まり、君に事(つか)ふるに中し、身を立つるに終る。」    (孝経)
わが身体は両手・両足から毛髪・皮膚の末々に至るまで、すべて父母から頂戴したものである。それを大切に守っていわれもなくいたみ傷つけないようにする。それが孝行の始めなのだ。立派な人物になり、正しい道を実践し、名を後の世までも高く掲げて、それで[あれは誰の子よと]父母の名を世に広くかがやかせる。それが孝行の終わりなのだ。
いったい、孝行ということは、家にいて親に事えることが始まりで、家を出て君に事えるのがその中間で、孝と忠とを全うして立派な人間になるのが終わりなのだ。 

 

子曰く「親を愛する者は、敢えて人を悪(にく)まず。親を敬する者は、敢えて人を慢(あなど)らず。愛敬親に事(つか)ふるに尽して、而る後徳教百姓(ひゃくせい)に加はり、四海に刑(のっと)る。蓋し天子の孝なり。呂刑に云う、『一人慶あれば、兆民これに頼る』」と。           (孝経)
親を愛する者は、必ずその親を愛する心を推し広めて他人を愛するから、決して他人を憎んだりしない。親を敬する者は、必ずその親を敬する心を推し広めて他人を敬するから、決して他人を軽蔑したりしない。かくして愛と敬の心が両親につかえる際に出しつくされると、その道徳的感化が広く万民に行きわたり、四方の夷までもこれに則り倣うようになる。

 

 ピアスを開けたり入れ墨を彫ったりする少年少女が、増えているというニュースを耳にしたことがあります。おしゃれを否定するつもりはありませんし、ファッションに対する自由も大いに認めたいと思います。
 しかし、自分の体は自分だけのものではありません。親(祖先)から「授かった体」でもあるのです。
 せめて義務教育が終了するまでは、「授かった体」に手を入れず大切にしてもらいたいと思うのです。
 芦塚下田保育園では、
      「親のありがたさ」に気付く
      「親・祖先への感謝」の気持ちを持つ
そんな子供たちに育っていただきたいという願いを込めて、保育に取り組んでいます。






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